『SEのプレゼン術』いよいよ発売

SEのプレゼン術 (技評SE新書)今日は、『SEのプレゼン術 (技評SE新書)』の発売日です。

Amazonでも、予約受付→出荷開始になりました。この週末、多くの書店で平積みされるでしょう。

好評いただいている『SEの文章術 (技評SE新書)』同様に、たくさんの読者の手にわたるといいなあと思っています。

以下が目次の詳細です。内容の参考になれば幸いです。

第1章 なぜプレゼンが必要か

 プレゼンとは何か
 プレゼンには機能がある
 IT業界におけるプレゼンの種類
 プレゼンが苦手ではすまされない


第2章 なぜ下手なプレゼンになるのか

 下手なプレゼンとはなにか
 メッセージが伝わらない
 聞き手にメリットがない
 話が論理的でない
 スライドがわかりにくい
 プレゼンターの振る舞い


第3章 プレゼン術の基本原則

一.メッセージ 
 目的とプレゼンの存在意義を明確にする
 目的を絞り込みメッセージを凝縮する
 聞き手のニーズやレベルに合わせる
 問題解決シナリオで聞き手のメリットをアピールする
 機会獲得シナリオで聞き手にアクションをとらせる
 疑問回答シナリオで聞き手の共感を得る

二.ロジック 
 演繹法で前提から結論を導く
 帰納法で事例から原理を導く
 演繹法帰納法を組み合わせる
 アナロジーの活用
 数値による説得

三.デザイン 
 デザインは機能に従う
 文章は絞り込んで最小限にする
 図は正確性よりも概念を表現する
 表で横並びに比較する
 写真でイメージをパッとつかませる
 動画は動きが必要な箇所に限定する
 音声で参加者の注意をひく
 色数は2、3色に抑える

四.プレゼンター 
 自己心理をコントールする
 印象をコントロールする
 アイ・コンタクトをとる
 熱意をもってスピーチする
 言い訳から入らない
 聞き手をひきつける
 聞き手を敵に回さない
 自分をさらけ出す


第4章 プレゼン準備の7ステップ

一.プレゼンの設計 
 WHO(誰に)
 WHAT(何を)
 WHY(何のために)
 WHEN(いつ)
 WHERE(どこで)
 HOW(どんな方法で)

二.情報収集 
 情報には1次情報と2次情報がある
 ネット・情報機関・現場の視点で情報を収集する
 インターネットの7つの情報源
 提案プレゼンは情報収集が肝
 過去に存在したサイトから情報を収集する
 情報機関から信頼性の高い情報を収集する
 新聞データベースから最新の出来事を収集する
 白書や業界紙から業界動向の情報を収集する

三.情報の構造化 
 ロジックツリーによる情報の構造化
 1人ブレストで情報を整理する
 フレームワークを活用する 

四.骨子の作成 
 メッセージを階層化する
 伝えるメッセージを選択する
 スライドの目次を立てる
 目次のタイトルはメッセージそのものにする

五.スライドの作成 
 スライドに何を書くべきかを整理する
 スライドのつなぎをスムーズにする

六.質問への対応 
 質問には3つの対応法
 質問をリフレインする
 質問へは簡潔に答える

七.リハーサル 
 リハーサルによるプレゼンの改善
 リハーサルのチェックポイント
 苦手な練習から取り組む


第5章 プレゼン別必須ポイント

一.説得型プレゼン 
 説得よりも共感させる
 複数の案から選ばせる
 提案の有効性を帰納法で裏づける
 顧客の言葉で話す

二.伝達型プレゼン 
 コンパクトほどインパクトは大きい
 ポジショニングマップによる位置づけの明確化
 デモンストレーションによる体感

三.動機づけ型プレゼン 
 行動目標をわかりやすく伝える
 行動する理由を演繹法で示す
 情熱をもって語りかける


第6章 プレゼン力を向上するには

一.場数を踏む 
 全てをプレゼンの機会とする
 ツールに頼らず自分を鍛える
 聞き手の評価をフィードバックする

二.人の振り見て学ぶ 
 他人のプレゼンを評価する
 有名人のスピーチから学ぶ

三.要約力を身につける 
 コピーライティングを学ぶ
 本質を見極める

四.プレゼン術を学ぶための必読書 
 プレゼンの技術
 表現全般
 デザイン
 コピーライティング