ちょっと意外なところで使われていた『SEのプレゼン術』

SEのプレゼン術 (技評SE新書)
マインドマップ的読書感想文で取り上げられるなど、IT業界以外の方にも高く評価されている『SEのプレゼン術 (技評SE新書)』。

最近、元Webデザイン系企業出身の方から、プレゼン力向上のため社内のメンバで輪読したという話を聞きました。IT+プレゼンの組み合わせで見ると、良い本がなかなかないとのことでした。

著者としては、開発現場にいるSEが営業支援でプレゼンする場面、SEが社内教育でプレゼンする場面、プロジェクトマネージャがプロジェクトメンバに方針プレゼンをする場面などを想定していました。つまり、「SE」的視点を外さずに、システムの作り手を意識した内容としていたわけです。

しかし、SEに限らず、クリエイティブ系も、デザインやシナリオなどを含めた提案プレゼンの場面が多く、高いプレゼンスキルが要求されます。いやむしろ、SEよりもその機会は多いかもしれない。もしかしたら、「Webクリエイターのための勝負プレゼン法」なんてテーマで一冊出すと、これは、結構売れるのかもしれないな。おそらく、あまりない組み合わせだ。

こう考えていたら、自然に骨子が浮かんできて、企画書をまとめたくなってきました。プレゼンの法則はほどほどに、クリエイターの仕事とプレゼンすべき内容、クリエイターならではの効果的プレゼン法、プレゼンの例、実際のクリエイターのインタビューなどなど。