プレゼン本のいきつくところは?
『SEのプレゼン術 (技評SE新書)』が、マインドマップ的読書感想文の7月ランキングで、なんと11位になりました。
7/2に紹介されてから、Amazonランキングが急上昇して1,000位以内になることもありました。いわゆる「書評サイトの威力」をまじまじと感じましたが、献本お断りのスタンスを貫いている方による書評だったので、信頼性がひときわ高い内容となっています。
IT関連の棚でたまたま見つけられたということですが、なんという巡りあわせでしょう。
日ごろの行いが良いせいでしょうか(笑) いや、感謝するのみです。
また、同サイトの8/3の記事では、スピーチ関連の本として、次の3冊が紹介されています。
『話し方入門 新装版』
『ブライアン・トレーシーの話し方入門』
『仕事でそのまま使える実践CD付き 研修女王の最強3分スピーチ―アガリ癖、話しベタは、必ず治る!』
カーネギーの『話し方入門』は、事例が古いですが、たしかに良書ですね。これ以外はもっていなかったため、さっそく購入しました。
そういえば、ここで紹介されていた『ブライアン・トレーシーの 話し方入門』のポイントにある「説得の3要素」
- ロゴス(論理)
- エトス(倫理)
- パトス(感情)
は、『人を動かす! 話す技術 (PHP新書)』にもありましたし、練習の重要性はどんな本にも書かれていますね。
スピーチやプレゼンの極意を突き詰めれば、やはり、ほぼ同じところに行き着くのかもしれません。
ただ、その原理原則をどんなストーリーでわかりやすく学べるのか、エピソードの独自性、ちょっとしたプレゼンハックの紹介などで、差がつくのではないか、と思えました。