『個人情報保護士試験 公式テキスト』を改訂

7刷までいっている、好評な『個人情報保護士試験公式テキスト』ですが、初版刊行から2年がたちました。

基準・ガイドライン無線LANなどの技術動向を最新化するため、改訂版を出すことになりました。合わせて、収録する一部の過去問題も見直して最新化しています。

改訂版 個人情報保護士試験公式テキスト』の刊行日は4月17日、すでにAmazonでは予約を開始しています。
「個人情報保護士」は、個人情報の保護に関する法律や対策についての知識が問われる、ビジネス向けの資格です。すでに働いている方だけではなく、これから就職する方にも人気があるそうです。

この手の資格本は、先行者利益が大きく、資格の登場や将来性をいかに早くキャッチアップして、タイムリーに本を出していくかが勝負です。

実は、市場に登場したのは2番手だったのですが、「公式」と冠がついているように、主催団体のお墨つきを得ることができています。本書は、他書よりも成功しているといえるでしょう。

しかし、この地位もいつまでも続くとは限りません。ライフサイクルでいえば、いまは成長期にあたり、他社が参入してきて競争が激化するのは必至。実際に、他社が新規参入してきており、「公式」本が増えています。権威に頼った売り方は難しく、ますます差別化が問われるでしょう。

わかりやすさでは、一歩抜きん出ている自信はありますが、今後は、改訂版で最新の動向や過去問題をタイムリーに入れ替えていくことが大切です。あとは、予想問題があれば、もっと、読者の役に立つのかもしれません。