『SEの勉強法』目次

SEの勉強法

SEの勉強法

第1章 なぜSEには勉強が必要なのか

SEはどんなキャリアを目指すべきか
 ・ソフトウェア業界の人材需要
 ・上流工程に携わる人材ほど年収が高い

格段に増えた未来の選択肢
 ・ITの多様化によりキャリアパスが複線化
 ・経営を舵取りするゼネラリストのキャリアパス
 ・3つの職種の仕事と役割

勉強がすべてのキャリアの基礎をつくる
 ・基礎体力を高めておけばゴールは選べる
 ・継続的な勉強は成長の原動力になる

第2章 SEが身につけるべきスキルとは

すべての職種に必須のコミュニケーションスキル

2つの職種に共通するスキル
 ・コンサルティング手法(コンサルタント/プロジェクトマネージャ)
 ・モデリング手法(コンサルタント/ITアーキテクト)
 ・ソフトウェアエンジニアリング(プロジェクトマネージャ/ITアーキテクト)

職種専門のスキル
 ・コンサルタント
 ・ITアーキテクト
 ・プロジェクトマネージャ

第3章 必須のコミュニケーションスキル勉強法

コミュニケーションスキルの5つの要素
 ・コンサルタント
 ・ITアーキテクト
 ・プロジェクトマネージャ

ヒアリング
 ・相手の話に集中する
 ・聞いているサインを送る
 ・効果的な質問をする
 ・聞いた内容を要約する
 ・コーチングを学ぶのも有効

ファシリテーション
 ・論点を見える化する
 ・ロジックツリーで整理する
 ・ロジカルシンキングの習得が必須

ネゴシエーション
 ・相手の立場に立って考える
 ・人ではなく問題をターゲットにする
 ・ネゴシエーション力とは説得力である
 ・BATNAを決めて臨む

ドキュメンテーション
 ・良いドキュメントの必須条件
 ・ドキュメンテーションの効果的なスキルアップ

プレゼンテーション
 ・良いプレゼンテーションの必須条件
 ・自己心理をコントロールする方法
 ・プレゼンテーションの効果的なスキルアップ

リーダーシップも欠かせない
 ・リーダーシップとは何か
 ・リーダーシップ発揮のための行動原則

第4章 2つの職種に共通するスキルの勉強法

コンサルティング手法
 ・コンサルティングは現状把握から始まる
 ・代表的なフレームワーク
 ・フレームワークには向き不向きがある
 ・効果的なシステム化の提案が習得の第一歩

モデリング手法
 ・モデリング技法のデファクトスタンダード「UML」 
 ・モデリング結果に唯一絶対の正解はない
 ・アナリシスパターンからモデルの基本を学ぶ
 ・モデルに接する機会を増やすのが上達の近道

ソフトウェアエンジニアリング
 ・ソフトウェアエンジニアリングの知識体系「SWEBOK」
 ・業界で進む上流工程の標準化
 ・共通フレーム2007は業界の共通言語
 ・ソフトウェアエンジニアリングの学びに終わりはない

第5章 職種専門のスキルの勉強法

経営管理1 経営戦略
 ・経営戦略とは何か
 ・戦略の類型
 ・戦略策定プロセスは3つのステップからなる
 ・ブルー・オーシャン戦略などの動向にも注目する
 ・ケーススタディや専門家から生の戦略を吸収する

経営管理2 会計
 ・会計はビジネスの共通言語
 ・基礎から学び苦手意識を克服する
 ・複式簿記は、ストックとフローで押さえる
 ・株式投資による実体験も有効
 ・2016年に強制適用? IFRSの動向に注意

経営管理3 マーケティング
 ・マーケティングコンセプトの変遷を時代の流れで理解する 
 ・マーケティングの対象は細分化されている
 ・マーケティングミックスの要素は4P
 ・マーケティング活動をリアル店舗で定点観測する
 ・ソーシャルメディアマーケティング活用法を体感する

経営管理4 組織管理
 ・組織形態は日々進化している
 ・モチベーションマネジメントに注目
 ・社会心理学により対人行動のメカニズムを学ぶ

業務知識1 業務知識の押さえ方
 ・業界レベルで課題やCSFを押さえる
 ・業務知識はプロセスの流れで押さえる
 ・業務のベストプラクティスをAPQCの「PCF」から学ぶ
 ・標準的な業務知識をERPパッケージから学ぶ 
 ・生の業務知識は現場のユーザーから吸収する

業務知識2 業種ごとの特徴
 ・製造業の特徴
 ・小売業の特徴
 ・金融業の特徴

プロジェクトマネジメント
 ・プロジェクトマネジメントの知識体系「PMBOK」 
 ・1人の仕事でもプロジェクトとしてマネジメントしてみる
 ・一歩先のキャリアとして「プログラムマネージャ」も意識する
 ・超現実的な意思決定力を身につける

情報技術
 ・爆発的に広がり続ける情報技術
 ・技術の変遷から本質をとらえる
 ・製品に依存しないポータビリティスキルを身につける
 ・プログラミング言語に左右されない理論を学ぶ
 ・技術は体に覚えさせる
 ・スキルセットを意識して幅を広げる
 ・技術の最新動向を早くキャッチする

アーキテクチャデザイン
 ・アーキテクチャで実現すべき品質特性
 ・EAの標準「ザックマンフレームワーク
 ・経済産業省EAフレームワークから手法を学ぶ
 ・再利用を促進するフレームワークを身につける

第6章 確実に成果を出す5Pの勉強フレームワーク

勉強の「しくみ」を5Pのフレームワークで考える

Purpose(目的)
−達成できる目標を定める
 ・勉強の目的の「その先」を展開する
 ・勉強のマインドセットをつくる
 ・中期的な目標をビジュアル化する
 ・やる気が出る目標設定の条件

Planning(計画)
−勉強の締め切りを意識する
 ・勉強ができない理由を克服する
 ・会社依存の勉強では体系的に学べない
 ・試験日を勉強の締め切りにしてしまう
 ・1週間単位をペースメーカーとする
 ・1日の中で細かい締め切りを設ける
 ・1か月ごとに計画をローリングする
 ・興味がわいたらすぐに始める速効勉強法「STD」
 ・自分の感情の変化を観察する
 ・勉強スケジュールを「Google カレンダー」でいつも意識する 
 ・締め切りを「R*Pad」で手軽にリマインドする

Practice(実践)
−勉強を楽しみ習慣化する
 ・行動習慣の見直しから意識が変わる
 ・勉強時間を「SlimTimer」で計測する
 ・時間の使い方を定期的に棚卸しする
 ・朝勉スタイルに向けて「早起き日記」で記録をつける
 ・集中するため、あえて自由を奪う 
 ・「WinTask」「Concentrate」でブラウザをロックする
 ・「ポメラ」を論文専用マシンにする
 ・ノイズキャンセラーヘッドフォンで雑音をシャットアウトする
 ・テーマ曲を流して気持ちを盛り上げる
 ・時間と場所を工夫し気分を変える
 ・運動と読書でインプットを高速化する
 ・ストックとフローの情報源を活用する
 ・「Googleブックス」で本を立ち読みする
 ・「Google Scholar」で最新の学術論文を読む
 ・「Internet Archive」で過去のサイトから情報を得る
 ・オンラインの事典を活用する
 ・書評サイトで本のエッセンスをすばやくつかむ
 ・Twitterで最新のトレンドをつかむ
 ・mixiのコミュニティで参考情報を得る
 ・効率を上げるデジタル情報整理術
 ・伸び悩みが次の大きな成長につながる
 ・「プリマックの原理」を意識する
 ・レベルアップには実践が欠かせない

Partner(仲間)
−孤独な勉強に打ち勝つ
 ・周りに宣言して自分を追い込む
 ・勉強会で仲間をつくる
 ・人に教えて自分自身の学びを深める
 ・勉強のライバルを意識する

Present/Profit(報酬)
−勉強の成果は見える形にする
 ・勉強の投資とリターンを意識する
 ・自分にごほうびをあげる
 ・勉強の成果を見えるところに飾る

第7章 学びを生かしてキャリアを築く技術

キャリアは自分で切り開く
 ・社内価値だけでなく市場価値を向上させる
 ・キャリアアンカーを見つける
 ・能動的な姿勢がチャンスをつかむ
 ・学習機会は自分でつくり出す
 ・学びの機会が得られる場へ転職する

人脈ネットワークを拡げる
 ・社内人脈と社外人脈は大きく違う
 ・なぜ、異分野の人と交流すべきか

IT資格の取り方・生かし方
 ・IT資格は役に立つのか
 ・IT資格の種類
 ・効果的なIT資格の選び方
 ・コンサルタント向けのIT資格
 ・ITアーキテクト向けのIT資格
 ・プロジェクトマネージャ向けのIT資格

巻末付録

 1.SEの必読書
 2.技術分野別おすすめIT資格