書店の平積みに見る「併読の効果」

都内の大手書店を回って、新刊『ITコンサルティングの基本』の平積み状況を確認してきました。
いっしょに並べられている本が特徴的でした。

八重洲ブックセンター本店

3FのITの棚に平積みされています。新刊コーナーでは、まるで高層ビルのようにひときわ高く積まれているのが印象的でした(下から数えてみると16冊ありました)。

崩れはしないかと心配になりましたが、本書は288ページと分厚くなっています。安定感があるから大丈夫でしょう。

なお、同じ「基本シリーズ」の『SEの基本』と並べられていますが、他の書店でもこのような配置が多いようです。

SEとしての成長を考えるとき、その先のキャリアを意識することが大切です。まずは、ITコンサルタントの仕事や必要スキル、キャリアパスを知る。それを踏まえて、SEとしての基本をおさえていくと、効率的にスキルアップできるのではないでしょうか。

丸善丸の内本店

1Fのコンサルティングの棚、3FのITの棚の2ヶ所に平積みされています。ITの棚では、新刊コーナーに、既刊の『ITアーキテクト x コンサルタント 未来を築くキャリアパスの歩き方』とともに並べられています。丸善では、この既刊書が地道に売れているそうで、発刊以来、ずっと平積みしていただいてます。

ITアーキテクト×コンサルタント 未来を築くキャリアパスの歩き方』は、SEのキャリアゴールとなるITアーキテクトコンサルタントについて、仕事内容や必要スキル、キャリアパス、成功者のインタビューをまとめた本です。ネットでの評判が高く、読者から「コンサルティングファームに転職するきっかけになった」「キャリアの見方が変わった」という嬉しいメールもいただいています。

今回の『ITコンサルティングの基本』は、ITコンサルタントに特化した本ですので、組み合わせて読んだいただければ、より活用できると思います。

新刊コーナーでもっとも目立つ前面に置いてありますが、フロア担当の方に伺ったところ、「今回の『ITコンサルティングの基本』は売れそうな気がします」という力強い言葉もいただきました。

より多くの読者の手にわたって、スキルの向上やキャリアアップに活用してもらえると嬉しいですね。