ファームに入るためのバイブル『コンサルティングの基本』

この1冊ですべてわかる コンサルティングの基本

コンサルティング」という言葉は、世の中のさまざまな仕事で幅広く使われています。しかし、本来、コンサルティングとは、「顧客の課題を抽出し解決を支援していくこと」にほかなりません。

本書は、経営コンサルティングを主な事業とするコンサルティングファームの仕事を中心に、仕事の流れやテーマ、コンサルタントの役割などをわかりやすく解説しています。
とくにSEに注目してほしいのは、ITに関するコンサルティングの内容です。たとえば、CRMやSCMといったIT経営手法について、どんな課題に対応できるのか、システム構造はどうなるのか、どんなITソリューションが有効なのかといった展開で解説されています。最近、ニーズが拡大しているPMOコンサルティングやITガバナンスについても取り上げられています。

また、本書では、コンサルタントのスタートポジションであるアナリスト、ファームの頂点にたつパートナーの業務スケジュールを、一週間のイメージで明かしています。これにより、仕事ぶりを具体的に理解しやすい内容となっています。加えて、ファームに就職・転職するためのノウハウが、転職例や職務経歴書のサンプルなどを交え解説されています。

コンサルティングファームを目指す方にとって、バイブルに位置づけられる本ではないでしょうか。

この1冊ですべてわかる コンサルティングの基本

1章.コンサルティング業界の基礎知識
2章.各コンサルティングファーム・領域の解説
3章.戦略/業務&ITコンサルティングプロジェクト
4章.組織人事/内部統制/M&A/その他コンサルティングプロジェクト
5章.コンサルティング業界へ就職・転職するノウハウ